創立35年を迎えた私立高等学校のトイレ改修です。
各階ごとに異なるインテリアとし、初々しさの残る1年生は「若葉」、元気な2年生は「青空」、受験を控えた3年生は「桜」、職員ゾーンはシックで洗練されたイメージの「ミストブルー」をテーマカラーとしました。
今回、臭いの残りやすい湿式清掃から乾式清掃に変更し、抗菌性と防滑性に優れた床材や傷がつきにくく清掃性の高い壁材を選びました。
和式便器は全てウォシュレット付きの洋式便器に改修し、男子小便器は床掃除の簡単な壁掛タイプとし、節水のため自動洗浄付便器としました。
混雑しがちな女子トイレはブースを増設し、身だしなみを整える姿見や簡易なパウダーコーナーを設置しました。
以前から窮屈だったトイレ内の洗面コーナーを独立型の洗面室として設え、壁全面をガラスモザイクタイル貼りとし、大きめの鏡を設置することで、ゆとりのある明るい空間に生まれ変わりました。