足立区の保育園

Architecture

足立区の保育園

足立区の再開発ビル内にある、0歳から2歳児の乳幼児を対象とした保育園。
本工事(A工事)との調整を行いながら、テナント工事(C工事)の設計・監理、確認申請、小規模保育事業整備計画書の作成を行いました。
子供の安全性の確保だけでなく、耐久性、防汚性、メンテナンス性に優れた仕上材を採用。デザインは子供が好む、赤・青・黄など明るく鮮やかで視認性の高いカラーをアクセントとし、ベースはシンプルながらも、白樺を思わせる壁紙、ナチュラルな床材、天窓から降り注ぐやわらかい自然光など、森の中に佇むそんな空間をイメージしました。
サイン計画では、巨匠ブルネレスキ設計による 孤児のための保育園をモチーフとし、色彩は施設外壁と同系色とすることで、再開発ビルと調和するデザインとしました。
サインの絵には、建物に佇む人々や屋根の上で日向ぼっこをする猫など、どれも、いつの日か園児たちが目にするであろう有名な 絵画や、街から飛び出したものたちをあしらい、サインという機能を超えて、園児との会話のきっかけや 学びになることを意図しました。

Data
場所
:東京都足立区
用途
:保育園
規模
:100平米
竣工
:2021年3月
施工
:株式会社フジタ